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New Arrival & Comment 新着論文解説

要訳と解説(1)スペインの地域住民における大腿骨近位部骨折罹患率の変化の地域的なばらつきに関する研究(2000-2012)

坂田清美

O.li.v.e.―骨代謝と生活習慣病の連関― Vol.5 No.4, 26-29, 2015

Etxebarria-Foronda I, Arrospide A, Soto-Gordoa M,et al : Regional variability in changes in the incidence of hip fracture in the Spanish population (2000-2012). Osteoporos Int 26 : 1491-1497, 2015
「概要」本研究の目的は,スペインの女性の2000~2012年までの大腿骨近位部骨折罹患率の変化を分析し,異なる地域ごとの変化傾向を含め,この期間に観察された変化を立証することにある.脆弱性に関連した大腿骨近位部骨折は,重症で死亡率も高いことから公衆衛生上最も重要な骨折であると考えられている.大腿骨近位部骨折の罹患率の変化は,粗罹患率についても,年齢調整罹患率についても議論の余地のあるところである.本論文の目的は2000~2012年までのスペインの自治体における大腿骨近位部罹患率の変化について記述することにある.データは,スペイン最少基礎データセット(Spanish Minimum Basic Data Set)から主要傷病名が大腿骨近位部骨折であるすべての女性の情報を取得し,年齢別,自治体別罹患率を算出した.期間内の平均変化率の推定には,ポアソン回帰分析または負の二項回帰分析を用いた.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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