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Column コラム

骨をめぐることわざあれこれ

時田昌瑞

O.li.v.e.―骨代謝と生活習慣病の連関― Vol.5 No.1, 58-59, 2015

数え方にもよるが,日本には5~6万のことわざがある.そのことわざの大きな特長として,内容が森羅万象に及ぶ点がある.なかでも人間にかかわることわざは多く,人体に関するものも多数ある.なので,当然のごとく骨にかかわるものもちゃんと存在しており,数にしても優に100はある.ことわざになっている骨を分析してみると,①肯定的なもの,②否定的なもの,③中性的なものに分けられる.現代人に最も馴染みがある表現は,狭義の“ことわざ”ではないが,肯定的なニュアンスの「お骨折り」「骨がある」,あるいは,いかなる障害にも屈せずに己の信念を貫く意の「気骨がある」あたりであろうか.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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