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New Arrival & Comment 新着論文解説

要訳と解説(2)骨粗鬆症薬物治療無効の予測因子:GLOW研究

寺内公一

O.li.v.e.―骨代謝と生活習慣病の連関― Vol.5 No.1, 28-31, 2015

Díez-Pérez A, Adachi JD, Adami S, et al: Risk factors for treatment failure with antiosteoporosis medication: the global longitudinal study of osteoporosis in women (GLOW). J Bone Miner Res 29: 260-267, 2014
「概要」骨粗鬆症治療薬(antiosteoporosis medications;AOM)は骨折リスクを皆無にするわけではなく,薬物治療を受けていても複数の骨折を起こす患者がいる.薬物治療が無効である(treatment failure)と判断するための基準が,「AOMによる治療を受けているにもかかわらず2個以上の骨折を起こした場合」,と最近定められた1).著者らは,Global Longitudinal Study of Osteoporosis in Women (Glow)研究のデータを解析し,AOM治療無効にかかわる予測因子を抽出した.GLOWは10カ国のプライマリケア施設から集められた55歳以上の女性を対象とする前向きコホート研究である2).自記式質問票により患者背景,骨折の危険因子,骨折の既往,AOM使用状況,健康状態などの情報を収集した.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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