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学会Report

11th IAS Conference on HIV Science(IAS2021)

松下修三

HIV感染症とAIDSの治療 Vol.12 No.1, 84-86, 2021

IAS2021(第11回国際エイズ学会HIV/AIDSに関する学術会議)は,2020年のサンフランシスコの国際エイズ会議に引き続いて,バーチャル(web)開催となった。私は,運営評議員としてかかわるとともに,基礎研究分野のプログラム委員として,プログラム作成に参加した。IAS2021はハイブリッド形式にて開催であったにもかかわらず,現地,バーチャル合わせて約6,000人の参加者が集まり,総数2,041の抄録の応募があり,880がアクセプトされた。参加者の55%が女性であった。7月18日(日)のオープニングセッションには,開催国ドイツのアンゲラ・メルケル首相が登壇し,感染症に打ち勝つために自国第一主義でなく国際間の連携を国際社会に訴えた。また,米国国立アレルギー感染症研究所のアンソニー・ファウチ所長は,数十年にわたるHIVへの投資と研究が新型コロナワクチン開発に果たした大きな役割に言及し,COVID-19のパンデミック克服とHIV治療の発展に向け,相乗的な協力を全世界に求めた。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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