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PHOTO QUIZ

20歳代男性。両眼の強い充血と前房細胞増加を認める。診断は?

中田浩智

HIV感染症とAIDSの治療 Vol.11 No.1, 65-68, 2020

【症例】
20歳代男性。
主訴:眼充血,霧視。
現病歴:1ヵ月前から右眼に軽度の充血があったが放置していた。その後充血が両眼に広がり,程度も強くなってきたため近医眼科を受診したところ,汎ブドウ膜炎と視神経乳頭浮腫を認め,精査のため当院眼科に紹介となった。
既往歴:特記事項なし。
身体所見:バイタル著変なし,両眼の著明な充血,口腔内異常なし,全身のリンパ節蝕知せず,心音異常なし,呼吸音清,腹部平坦,軟,大腿内側に淡い紅色の皮疹。
眼病変:両眼結膜充血,角膜混濁,前房細胞(2+)(図1),視力の低下(+),眼底検査で視神経乳頭浮腫と血管炎を認める(図2)。
検査所見:Alb 3.7g/dL,Na 137mEq/L,K 4.5mEq/L,Cl 102mEq/L,BUN 7.7mg/dL,S-Crea 0.74mg/dL,eGFR>90,AST 14U/L,ALT 12U/L,LDH 236U/L,CRP 2.93mg/dL,WBC 9,900/μL(Eos 2.4%,Neut 66.4%,Lym 24.5%,Mono 6.3%),Hb 14.4g/dL,PLT 33.5万/μL。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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