座談会(Round Table Discussion)
サルコペニアと運動器の障害
掲載誌
Practice of Pain Management
Vol.4 No.4 4-13,
2013
著者名
牛田 享宏
/
帖佐悦男
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鈴木隆雄
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若林秀隆
記事体裁
抄録
疾患領域
代謝・内分泌
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神経疾患
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骨・関節
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栄養管理
診療科目
整形外科
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リハビリテーション科
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産婦人科
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糖尿病・代謝・内分泌科
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神経内科
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麻酔科
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老年科
/
精神科
媒体
Practice of Pain Management
「はじめに」「牛田(司会)」本日は「サルコペニア」をテーマに, 有識者の先生方にお話をうかがいながら考えていきたいと思います. ゲストに国立長寿医療研究センター研究所長の鈴木隆雄先生, 宮崎大学医学部整形外科教授の帖佐悦男先生, 横浜市立大学附属市民総合医療センターリハビリテーション科の若林秀隆先生をお招きいたしました. 私自身は運動器をめぐる慢性痛の研究に従事していますが, 運動器の痛みは非常に多く, 頻度としてはおよそ人口の15%が運動器の慢性痛を抱えているとされています. 運動器の慢性痛と関連して注目されているのがサルコペニアの問題です. 「サルコペニアの定義とメカニズム」「1. EWGSOPのコンセンサス論文をめぐる問題」「牛田」まずはサルコペニアの概念について検討していきたいと思います. 鈴木先生, 老年医学のエキスパートのお立場から, サルコペニアの定義についてのご意見をお聞かせください.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。