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座談会(Round Table Discussion)

大震災と頭痛診療

平田幸一工藤雅子松森保彦山根清美北村重和

Headache Clinical & Science Vol.3 No.1, 5-13, 2012

2011年3月11日午後2時46分, 東日本大震災が発生した. 地震, 津波, それに引き続いて発生した福島第一原子力発電所の事故は, 頭痛診療および頭痛患者にどのような影響を及ぼしたのか, 被災地で実際に頭痛診療に当たられている先生方をお招きし, 震災前後, および現在に至る変化をうかがった. また, 阪神淡路大震災を体験された先生に, 当時の状況を振り返っていただき, 医療機関として大規模災害に対しどのような備えが必要であるかを討議した.
「震災前後における頭痛患者の変化」
「1. 合併症・共存症があると増悪の傾向」
平田(司会):本日は「大震災と頭痛診療」をテーマに取り上げ, 実際に大震災を体験され, 被災地で診療に当たられている先生方に, 震災直後から現在までの頭痛診療や頭痛患者さんの変化についてお伺いします. まず, 病院の被災状況と, 患者さんの変化についてご紹介いただけますか.
工藤:当院神経内科では週1回, 慢性頭痛外来を開設しています.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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