国内学会・研究会報告
第63回 日本新生児成育医学会・学術集会
Fetal & Neonatal Medicine Vol.11 No.1, 37-38, 2019
第63回日本新生児成育医学会・学術集会を2018年11月22日(木)~24日(土)の3日間,千代田区の都市センターホテルおよび海運クラブにて開催しました。同時開催として,第28回日本新生児看護学会学術集会も東邦大学主催で加茂あゆみ師長を会長とし,同じく海運クラブとシェーンバッハ・サボー(砂防会館)にて執り行いました。参加者も新生児成育医学会で1,350名,看護学会で1,500名を超える盛大な学術集会となりました。
本会の名称は第60回学術集会以降,一般社団法人化を契機に日本未熟児新生児学会から日本新生児成育医学会に変更されました。英語名は,Japan Society for Neonatal Health and Development(JSNHD)です。日本小児科学会の分科会としては一番歴史が古く,会員数も約3,000名と最大規模の分科会です。
東邦大学の主催は1991年の多田裕教授以来27年ぶりとなります。また私の前任地,日本赤十字社医療センターの赤松洋先生が1988年に日本未熟児新生児学会を開催され,30年の時を経て今度は平成を締めくくるこの年に,名称も新たに日本新生児成育医学会を開催できましたことは何かの縁を感じました。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。