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後遺症のない新生児医療を目指す

Fetal & Neonatal Medicine Vol.8 No.3, 40-42, 2016

大学在籍時に,京都の開業医で育児評論家としても知られている松田道雄先生の新聞連載や新書『私は赤ちゃん』や『赤ん坊の科学』などに影響され,小児科医になろうと思うようになりました。1974年に母校の東京大学医学部小児科学教室に入局し,米国から帰国されて心臓グループのキャップを務めていた阿波彰一先生(現 杏林大学名誉教授)の「患者に優しく,小児心臓病を科学的に診断・治療する」という診療スタイルに憧れて,小児心臓病を専攻しました。
東京大学病院で研修後,青梅市立総合病院に出向した際に在胎32週目ぐらいで出生した双子の未熟児を担当したのですが,当時はまだ適切な治療がない呼吸窮迫症候群が原因で二児とも一晩のうちに死亡してしまいました。助けられなかった悔しさから,小児の呼吸管理を学びたいと思うようになりました。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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抄録