Meeting Report
第55回日本肝臓学会総会
The Liver Cancer Journal Vol.11 No.2, 52-54, 2019
2019年5月30日(木),31日(金)に新宿の京王プラザホテルで,第55回日本肝臓学会を開催いたしました。日本肝臓学会の学術集会を埼玉医科大学が担当するのは,私の前任である故・藤原研司先生が1999年に第35回日本肝臓学会を東京国際フォーラムで開催して以来20年ぶりになります。当時,私は30歳台後半でしたが,事務局長を拝命し,シンポジウムの司会も担当させていただきました。この頃の日本肝臓学会総会は,シンポジウムとパネルディスカッションがそれぞれ一つで,大部分は一般演題での発表でした。一般演題も各施設6題までとの申し合わせがありましたが,第35回総会はこの規制が取れた直後でした。このため第35回総会での私の経験は前例のない貴重なものであり,第55回総会を担当することになった原点であったと考えています。そこで今回の学術集会では,20年後を担う若手の会員に活躍していただきたいと考え,テーマは「未来に繋ぐ肝臓学:20年後を見据えて」としました。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。