Topics of HCC
              
 肝細胞癌におけるradiogenomicsの現況:Gd-EOB-DTPA造影MRIを中心に
                  掲載誌
                
 
                  The Liver Cancer Journal
                  Vol.7 No.2 37-43,
                  
                    2015
                  
 
                    著者名
                  
  
                          松井修
                        / 
                          北尾梓
                        / 
                          米田憲秀
                        / 
                          小坂一斗
                        / 
                          小林聡
                        / 
                          池野宏
                        / 
                          吉田耕太郎
                        / 
                          井上大
                        / 
                          南哲弥
                        / 
                          香田渉
                        / 
                          眞田順一郎
                        / 
                          蒲田敏文
                        / 
                          山下太郎
                        / 
                          山下竜也
                        / 
                          金子周一
                        
 
                    記事体裁
                  
  
                          抄録
                        
 
                    疾患領域
                  
  
                          消化器
                        / 
                          癌
                        
                    診療科目
                  
  
                          消化器内科
                        / 
                          腫瘍内科
                        / 
                          放射線科
                        / 
                          消化器外科
                        
 
                    媒体
                  
 
                      The Liver Cancer Journal
                    
 「はじめに」分子・遺伝子解析技術が急速に進歩し,診断,予後予測,治療や治療効果判定におけるバイオマーカー(biomarker)としての有用性が多数報告されている(分子バイオマーカー)。これらの診断あるいは認知は今後の個別化医療に必須である。しかしながら,臨床では組織を得るには生検や手術が必要であり,また組織材料の検索では病変全体の情報が得られにくい欠点がある。特に悪性腫瘍では,内部に分子・遺伝子学的に不均一な組織が混在することが少なくなく,生検の大きな限界となっている。一方,画像では病変の全体像が得られ,また非侵襲的であり,したがって画像でこれらの情報が得られればその有用性はきわめて大きい(画像バイオマーカー)。画像バイオマーカーの確立は今後の個別化医療の最も重要なキーワードの1つと考えられている。
          ※記事の内容は雑誌掲載時のものです。