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日本肝がん分子標的治療研究会

第10回優秀演題論文集 Session5 当科における進行肝細胞癌に対するソラフェニブ治療の検討

泉和寛福林光太郎徳永尭之藤江里美川崎剛瀬戸山博子立山雅邦吉丸洋子渡邊丈久田中基彦佐々木裕

The Liver Cancer Journal Vol.6 No.4, 62-63, 2014

「はじめに」進行肝細胞癌に対してこれまで行われてきた全身化学療法のなかで,唯一生存期間の延長を示したソラフェニブであるが,前治療からの至適な切り替え時期や有効なバイオマーカーの検索などまだまだ多くの課題が残されている。分子標的薬特有の有害事象も高頻度に認めるため,投与量の減量や早期に中止に至ることも少なからず経験しながら実臨床の場で使用している。そこで,当科にてソラフェニブ治療を導入した進行肝細胞癌症例を対象に,ソラフェニブ治療開始前因子の特徴や,有害事象の発現率,有害事象の発現と治療反応性との関連性,短期にソラフェニブ投与中止に至る症例の特徴について検討した。
「対象と方法」適応承認された2009年5月~2013年12月31日の期間に,当科でソラフェニブを導入した進行肝細胞癌患者102例を対象に検討した。効果判定は治療開始4週間以降にmodified RECISTによるbest responseにより判定した。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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