<< 一覧に戻る

日本肝がん分子標的治療研究会

第5回優秀演題論文集 Session5 進行肝細胞癌に対するソラフェニブ初回減量投与による治療成績

和田浩志濱直樹小林省吾山田大作秋田裕史川本弘一丸橋繁江口英利梅下浩司土岐祐一郎森正樹永野浩昭

The Liver Cancer Journal Vol.4 No.2, 72-73, 2012

「はじめに」既存の治療が適応外となる進行肝細胞癌に対しては, 大規模無作為第III相比較試験1)2)によりソラフェニブの有効性が示された. 各臨床試験における標準投与開始量は1回400mgの1日2回投与, すなわち800mg/日とされるが, 有害事象の発現頻度が高く, わが国における投与量と有害事象, 治療効果についての十分な検討がなされているとは言い難い. そこで, 当科においてソラフェニブを使用した29症例の投与量と治療効果について検討した.
「対象・方法」当科において, 2009年11月~2011年12月までに, ソラフェニブを投与した進行肝細胞癌29例を対象とし, 投与後の経過, 有害事象の発現頻度, 治療効果について検討した.
「結果」「1. 患者背景」症例の背景因子を表1に示す. 肝細胞癌が28例で, 混合型肝癌が1例であった. 男女比は21:8で, 平均年齢は67.5歳(39~83歳)であった.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

一覧に戻る