はじめに
切除不能の進行肝細胞癌(HCC)に対するソラフェニブの投与1)2)は本邦における治療法の一つとして定着しつつあるが,奏効率,副作用などの点で解決すべき問題点はまだ多い。当院では,保険収載後現在までに13名の症例に対して同剤を投与しており,著効を示した症例を2例経験している。これらの症例の経過・臨床的特徴を含め,当院における同剤の使用経験を報告する。
全文記事
日本肝がん分子標的治療研究会
第3回優秀演題論文集 Session1 当科におけるソラフェニブ著効例の臨床的特徴
掲載誌
The Liver Cancer Journal
Vol.3 No.2 56-57,
2011
著者名
池上正
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齋藤吉史
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平山剛
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伊藤真典
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屋良昭一郎
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村上昌
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松﨑靖司
記事体裁
学会レポート
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症例
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全文記事
疾患領域
消化器
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癌
診療科目
消化器内科
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腫瘍内科
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その他
媒体
The Liver Cancer Journal
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。