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目で見る肝癌

MRIによる肝の画像診断

渡邊春夫五島聡近藤浩史梶田公博兼松雅之

The Liver Cancer Journal Vol.2 No.1, 7-13, 2010

「キーワード:(1)コロナ濃染」コロナ濃染はUedaら3)によって報告され, 腫瘍栄養動脈から腫瘍類洞に流れ込んだ血液が線維性偽被膜を貫通して腫瘍周囲の非癌類洞へ連絡する細門脈枝を介して腫瘍外へ流れ出す様子を捉えたものと考えられている. 肝細胞癌の濃染に引き続き, 造影剤が周囲の肝実質に染み出していくかのような濃染所見を日食のコロナ現象にたとえ, コロナ濃染と称されている. 「はじめに」肝の画像診断においてMRIがmultidetector-row CT(MDCT)に比して優れている点として, 肝線維化, 再生結節, 肝動脈血流, 細胞密度, 脂肪沈着, 金属沈着, 分子拡散, 網内系機能, 肝胆道機能の診断が挙げられる. 本稿においては, 肝臓のMRI診断に必要な基本シーケンス, Gd-EOB-DTPA(ガドキセト酸ナトリウム注射液)による肝血流および機能診断, 肝細胞癌のMRI診断, 肝細胞癌と鑑別すべき病変と偽病変に関して解説する.
「KEY WORDS」コロナ濃染

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