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座談会(Round Table Discussion)

慢性骨髄性白血病診療の現状と展望

松村到木村晋也木村文彦高橋直人三谷絹子

Trends in Hematological Malignancies Vol.4 No.2, 10-17, 2012

「ファーストライン治療における第2世代チロシンキナーゼ阻害薬の位置づけ」
松村:慢性期の慢性骨髄性白血病(chronic myeloid leukemia-chronic phase;CML-CP)は, 2001年にチロシンキナーゼ阻害薬(tyrosine kinase inhibitor;TKI)イマチニブの登場により画期的に治療成績が改善され, さらに2010年12月には第2世代TKIのニロチニブが, そして2011年6月には同じくダサチニブが初発CML-CPに対して承認されたことで, CML治療は新たな変革期を迎えました. そこで今回は, 「慢性骨髄性白血病診療の現状と展望」について討議したいと思います. まず, ファーストライン治療における第2世代TKIの位置づけ, あるいは第2世代TKIが承認された現状におけるイマチニブの必要性についてお伺いします.
木村(文):実臨床で第2世代TKIを使用した印象としては, 効果が早いこと, 深いレベルの寛解が得られること, 有害事象は想定していたより少ないことが挙げられます.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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