1 心毒性リスク因子がなくても心毒性は起こる  添付文書によると,ドキソルビシンやエピルビシンの総投与量は500mg/m2および900mg/m2以内となっています。ドキソルビシン総投与量が400mg/m2未満でも,5%程度の症例に左室駆出率(left venticular ejection fraction;LVEF)≧20%低下またはLVEF≦50%を認めたとの報告もあります。