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State of the art(胃がんperspective)

胃癌とPrecision Medicine

市川寛若井俊文

胃がんperspective Vol.10 No.3, 16-23, 2019

Precision Medicineは患者個々の特徴に適した医療を提供することを意味している。ゲノム情報を基盤とした癌ゲノム医療はPrecision Medicineの概念の中で,中心的な医療に位置づけられている。胃癌は組織学的にも分子生物学的にも多様で不均一性の強い癌腫であるため,患者個々に最適な医療を提供するPrecision Medicineの効果が期待される。胃癌のPrecision Medicineを臨床応用するためには,ゲノム情報に基づいた最適な治療選択を可能とする分子標的治療のさらなる開発,ゲノム情報取得に最適な検体保管,家族性胃癌に対する取り組みが重要な課題である。
「KEY WORDS」胃癌,Precision Medicine,癌ゲノム医療,癌遺伝子パネル検査,分子標的治療薬,家族性胃癌

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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