胃癌に対する腹腔鏡下幽門側胃切除術(LADG)は1994年に本邦から初めて報告された術式であり,いまや日本や韓国で広く行われている。安全性や根治性を評価した大規模なランダム化比較試験(RCT)はこれまでになく,現在日本(JCOG0912試験)1),韓国(KLASS-01試験)でそれぞれ早期胃癌に対するLADGと開腹幽門側胃切除術(ODG)を比較したRCTが進行中である。今回KLASS-01試験の副次的評価項目である安全性の解析結果が報告された。