食道癌・食道胃接合部癌・胃癌(以下,胃癌)に対する分子標的治療薬の開発は,大きな成果を挙げられているとはいえないのが現状である。胃癌において,MET 増幅は約5%,METタンパク陽性は約50%存在し,MET 増幅は胃癌に対する分子標的治療における有用性が期待される。本論文では,METキナーゼ阻害薬で治療されたMET 増幅胃癌の生検検体の分子学的な解析により,de novo における耐性について検討した。
文献紹介
分子標的治療薬の耐性にかかわる<i>MET</i>増幅食道・胃癌における分子学的不均質と受容体共増幅
掲載誌
胃がんperspective
Vol.9 No.2 54-56,
2017
著者名
成田有季哉
記事体裁
抄録
疾患領域
消化器
/
癌
診療科目
消化器内科
/
腫瘍内科
/
消化器外科
媒体
胃がんperspective
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。