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エキスパートの治療法―症例から考える―

胃神経内分泌癌(NEC)

長瀬通隆

胃がんperspective Vol.9 No.1, 36-39, 2017

年齢・性別:71歳,男性
主訴:胸焼け,ふらつき
現病歴:Y年4月他院にて行われた上部消化管内視鏡検査で進行胃癌と判断され,当院を受診した。CTで胃周囲,肝門部,傍大動脈リンパ節転移を認め,生検の結果,胃原発神経内分泌癌と診断した。
既往歴・合併症:特になし
経過:消化管発生の神経内分泌癌は,基本的に腺癌成分を混在するために治療選択を肺小細胞癌に準じるべきか,胃癌に準じるべきか,悩ましいケースが多い。シスプラチン(CDDP)がキードラッグであることを考慮し,胃癌レジメンの中でもCDDP高用量レジメン(80mg/m2q3w)が妥当と判断して,カペシタビン+ CDDP療法を導入し6サイクル実施した。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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