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European Cancer Congress(ECC)

European Cancer Congress 2013(ECCO-ESMO-ESTRO)トピックス

結城敏志

胃がんperspective Vol.6 No.4, 64-67, 2013

今年のEuropean Cancer Congress(ECC 2013)は, 例年に比べ上部消化管に関して話題性のある発表が少なかったように思います. しかしながら日本人における進行胃癌の既治療例を対象としたTAS-102の第II相試験で有望な結果が出たことは, 非常に喜ばしいことです. また会期中にramucirumabの有効性を検討したRAINBOW試験の結果がポジティブであることが報道され, トラスツズマブに次ぐ第2の分子標的薬への期待が一層高まりました. 「HER2陽性胃癌に対するSP療法+トラスツズマブも1つの選択肢」 HER2陽性胃癌に対するSP療法(TS-1/シスプラチン(CDDP))+トラスツズマブの第II相試験HERBIS-1(#2593)のアップデートデータが発表されました. OS中央値は16.0ヵ月(95%CI;13.3-NaN)(図1), PFS中央値は7.8ヵ月(95%CI;6.0-8.8)と良好な結果でした.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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