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てんかんとアート

てんかんをめぐるアート

―「てんかんをめぐるアート展2019」(大阪)より―

永井利三郎小出泰道松本理器岡崎伸九鬼一郎井上岳司最上友紀子川西真寿実

Epilepsy Vol.14 No.2, 4-7, 2020

「音の足跡 50000色」小原和真 800×910mm
支援施設ノーサイドの仲間と楽しくキャンバスに向かうことが日常の一部になっています.言葉での会話はできなくても話していることをよく理解でき,感受性が豊かです.音楽が大好きで,スティックをもつと三三七拍子などリズムを取っている様子を見て,「遊びの延長線上で創作ができないか」と思い,一緒に試行錯誤を繰り返してきました.最も個性にあった表現方法として,絵の具を付けた太鼓のスティックを何度も画面に叩きつけ,飛び散るままに色を重ねて描いてゆく「抽象画」のスタイルを確立しています.制作の様子は,まるで自分の中にあるエネルギー(喜怒哀楽)を,キャンバスに力強く叩いて吐き出しているようです.展示会場では,興味深くほかの作品を鑑賞したり,多様な人達に自分の作品を評価される喜びでいっぱいでした。(支援施設ノーサイド横沼[東大阪市]スタッフより)

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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