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抗てんかん薬の新たな潮流

ペランパネル 臨床試験

岩城弘隆兼子直

Epilepsy Vol.11 Suppl, 15-19, 2017

ペランパネルは27年ぶりに本邦で開発された抗てんかん薬である.ペランパネルはAMPA受容体を特異的に非競合的に阻害する新しい作用機序をもち,プラセボと比較し部分発作,全般発作に効果を示すことが確認され,特に二次性全般化発作に対する発作抑制効果が強い.また用量依存性に発作抑制効果と副作用頻度増加を示し,副作用としてはめまいや眠気,まれに転倒,易怒性がある.めまいなどの副作用の多くは服薬開始後,4~8週で軽快すると報告されている.半減期が70~110時間と長いため1日1回,眠前服用でよいが2~3週間かけて,2mgずつゆっくりと増量する.万一,眠気,ふらつきなどが出現した場合には2mgずつ減量する.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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