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座談会(Round Table Discussion)

海馬硬化症の現状とてんかん外科の将来

亀山茂樹川合謙介井上有史大槻泰介

Epilepsy Vol.9 No.2, 7-16, 2015

「内側側頭葉てんかん(MTLE)手術は減少傾向」
亀山:最近,欧米ではMTLE手術は減少傾向にあり(表1),日本のてんかん外科でも迷走神経刺激療法(VNS)を含んでも手術件数は全体的に減少しています.そこで,本日は「海馬硬化症(HS)の現状とてんかん外科の将来」いうテーマで先生方にお話を伺っていきたいと思います.当院でもMTLE手術は2009年をピークに減ってきていますが,先生方の施設ではいかがでしょうか.
川合:東大病院では私が2003年に赴任する前はHS例のみ手術が行われていましたが,私の赴任後はnon HS例が主になりました.2013年,2014年にはHSが増加していますが,精神科からの紹介が増えたためと思います.新しい先生が赴任するとHSが発掘されますが,その後は徐々に減る傾向があるように思います.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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