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患者様満足度講座

患者様の満足度を高めるためのドライアイ診療とは

~医療スタッフによるコミュニケーション①~

増渕真樹吉野健一

Frontiers in Dry Eye Vol.14 No.1, 41-44, 2019

最近はCMや市販の目薬などの影響で,「ドライアイ」という言葉は極めて一般的なものとなり,治療法も進歩してきたように思う。しかし,当院では「ドライアイ外来」と銘打って特殊外来を設けているためか,治療に満足ができない遠方にお住まいの患者さんが来院することも少なくない。当院には,通常の目の乾きによるドライアイ以外に,コンタクトレンズ装用やレーシック手術に起因するドライアイ,Sjögren's症候群,Stevens-Johnson症候群,GVHD症候群,眼類天疱瘡といった重症ドライアイなど,様々なタイプのドライアイ患者さんが通院してくる。したがって,受付にて「ドライアイだから診察をしてほしい」と来院してきた患者さんを「ドライアイ」の一括りでまとめることはできないので,我々スタッフが診察前にしておくべき準備や検査を適切に行うために,適切な問診は重要である。また,それはその後の診療を効率的に行う手助けになる可能性がある。
診察までの待ち時間や検査を含めた診察の時間が長くなればなるほど,患者さんご本人やその他の患者さんの負担につながり,結果,患者満足度を下げる原因となる。そのような状況を回避するために,当院で行っている受付対応や診察までの流れについて述べたいと思う。
「KEY WORDS」ドライアイ,問診,シルマー検査,屈折検査

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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