世界保健機関(WHO)は,すべての国において,がん対策プログラムに胃がんを含めることを考えて,疾病負担,その他の健康上の優先事項や費用効果分析について地域での熟慮を行った上で,ポピュレーションベースでのHelicobacterpylori(H. pylori)検診と除菌治療プログラムを評価することを推奨している。また,Asia-Pacific Gastric Cancer Consensus, U.S. Gastric Cancer ConsensusやMaastricht IV/ Florence Consensusでは,胃がんの効果的な一次予防策として,ハイリスクの無症状の人々に対するH. pylori検診と除菌治療を推奨している。
CURRENT TOPICS 特集 5th GAST SUMMIT JAPAN学術講演会ハイライト
GI Topics Up-to-date 2 Helicobacter pylori除菌の経済的インパクト
掲載誌
THE GI FOREFRONT
Vol.17 No.1 24-26,
2021
著者名
小和田 暁子
記事体裁
抄録
/
特集
疾患領域
消化器
/
癌
診療科目
消化器内科
/
腫瘍内科
媒体
THE GI FOREFRONT
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。