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特集 腸内フローラ研究の最前線

4 H. pylori感染と口腔内および腸内フローラ

森英毅鈴木秀和

THE GI FOREFRONT Vol.13 No.1, 33-35, 2017

H. pylori感染は胃癌,胃・十二指腸潰瘍,胃MALTリンパ腫などの消化器疾患のみならず,血小板減少性紫斑病,慢性蕁麻疹などのさまざまな疾患と関連がある。また,PPIの長期投与によっても認知症や慢性腎不全,骨粗鬆症などの問題が指摘されており,胃内pHの環境変化やH. pylori感染に伴う腸内細菌叢の変化が,さまざまな疾患と関連している可能性がある。今後,腸内細菌叢とH. pylori感染の関連性のさらなる研究の進歩が期待される。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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