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GI-Metabolism Forum

第4回GI-Metabolism Forum 演題5 胃がんにおけるprostaglandin transporterの発現動態とその意義

武田翔伍

THE GI FOREFRONT Vol.9 No.2, 83, 2014

「PGTや15-PGDHの発現低下は予後不良予測因子」Prostaglandin (PG) E2は消化管癌の発生や進展の機序に重要な役割を果たしている. 組織内の活性型PGE2総量は, PG合成酵素であるcyclooxygenase (COX)とPGE2代謝酵素15-hydroxyprostaglandin dehydrogenase (15-PGDH)により規定されるが, 細胞外から細胞内へPGE2を輸送するprostaglandin transporter (PGT)によっても調節を受けている. 我々は, 胃癌において15-PGDH発現低下が予後不良の予測因子であることを以前に報告した.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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