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特集 脂肪肝へのアプローチ:メタボリックシンドロームとアンチエイジングの要

NAFLD/NASH診療ガイドライン2020改訂第2版の要点

小木曽智美徳重克年

アンチ・エイジング医学 Vol.17 No.2, 6-11, 2021

非アルコール性脂肪性肝疾患(nonalcoholic fatty liver disease;NAFLD)は増加し,もっとも多い肝疾患となると想定されている。日本での有病率は29.7%と報告されている1)。さらに,肥満,糖尿病,高血圧,脂質異常症などのメタボリックシンドロームの合併により,有病率は増加する。しかし,特異的な診断マーカーが欠如していること,予後に関連する因子が明らかでないことより,拾い上げ,囲い込みが困難であるのが現状である。経過観察には費用対効果も念頭に置く必要がある。今回の改訂のポイントとしては,線維化の進行に焦点をあてた経過観察を盛り込んだ点にある。また,治療として新規に糖尿病治療薬が採用された。本稿では,『NAFLD/NASH診療ガイドライン2020改訂第2版』の要点を概説する。
「KEY WORDS」NAFLD/NASH

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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