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特集 胆汁酸とアンチエイジング

核内受容体を標的とした胆汁酸代謝治療薬の展望

田中直樹藤森尚之木村岳史髙橋昌悟Frank J. Gonzalez

アンチ・エイジング医学 Vol.15 No.2, 30-35, 2019

核内受容体は,遺伝子の転写活性を制御している転写因子である。ヒトでは48種類報告されており,7つのサブグループ(NR0~6)に分けられている1)。特にNR1と総称される核内受容体は,エネルギーや栄養素の代謝に関連しており,肝臓や腸管に多く発現している。我々はノックアウト(KO)マウスを用いて,さまざまな病態におけるNR1群受容体の役割を解析してきた。本稿では,そのなかでも胆汁酸代謝に深く関連する核内受容体としてFXR(Farnesoid X Receptor;NR1H4)を取り上げ,FXRを標的としたさまざまな疾患やアンチエイジングへの新たな戦略を概説したい。
「KEY WORDS」FXR,JNK,FGF21,線維化,発がん

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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