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特集 臨床医のアンチエイジング医療最前線

「老い対策」としてのアンチエイジング医療~高齢者に対するホルモン補充療法を考える~

満岡孝雄

アンチ・エイジング医学 Vol.14 No.6, 26-34, 2018

当院では2008年11月にアンチエイジングドックを開設した。約10年が経過したが,この間142名がアンチエイジングドックを受けた。その結果をもとに,テストステロン,エストロゲン+/-プロゲステロン,デヒドロエピアンドロステロン(DHEA)などのホルモン補充療法,マルチビタミン・ミネラルをはじめとするサプリメント療法などを,アンチエイジング医療として行ってきた。
長い人は10年ほどアンチエイジング医療を受けられている。そういう人たちをみていると,アンチエイジング医療とは無縁であった人たちに比べ,より若く活動的である,との印象をもつ。アンチエイジング医療を受けていない周りの同世代の人たちも同様に感じており,どのようにして若さを保っているのかと問われることもあるという。
「KEY WORDS」アンチエイジング医療,高齢者,テストステロン補充療法,エストロゲン補充療法,DHEA補充療法,プラセンタ皮下注射

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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