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100歳まで生きるための本100選

第66選 『養生訓』

海生英二郎

アンチ・エイジング医学 Vol.14 No.1, 96-98, 2018

自分が医師になって,早いもので約20数年の歳月が流れた。年齢も48歳と,まさに中年だ。
日本の平均寿命も,男女ともに80歳を超えている。普通であれば,自分もまだまだ生きるのだろう。
昨今,この「平均寿命」の延長ということより,「健康寿命」の延長を目指そうというように世の中が変化してきている。
では,「健康寿命」とは何かというと,健康で活動的に暮らせる期間。WHO(世界保健機関)が提唱した指標で,平均寿命から,衰弱・病気・認知症などによる介護期間を差し引いたものと定義されており,だいたい「平均寿命」から男女とも10歳ぐらい下で推移している。つまり,自分に照らし合わせると,何らかの介護も受けず健康的に暮らせる期間は,もうと言うか,まだと言うか,平均すると25年ぐらいということになる。もちろん世の中には例外ということもあるので,これより早い場合もあるだろうし遅い場合もあるだろう。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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