巻頭言
インタビュー Jan H.J. Hoeijmakers
掲載誌
アンチ・エイジング医学
Vol.13 No.5 4-10,
2017
著者名
坪田 一男
記事体裁
抄録
疾患領域
アンチエイジング
診療科目
その他
媒体
アンチ・エイジング医学
ジャン・ホッジメーカー先生は小児の遺伝病の先生だったのに今ではエイジング研究の第一人者になっている。これ不思議に思いますよね。小児の専門の研究者がなぜエイジングをやっているのか? 本編を読んでいただければよくわかるが,遺伝子修復遺伝子に異常がある子供たちには“早老症”が起きることに気づいて,画期的な研究を展開したのだ。さらには,遺伝子修復に問題のあるマウスでは,カロリー制限をしたときと同じような“保護的な”システムが動いていることを発見した。この論文を最初に読んだときはぶったまげたのを今でも覚えている。早老症だったら,逆にどんどんエイジングしていく方向のメカニズムが働いていると思っていたからだ。さらには,このマウスに追加してCRをやったら改善した!など,超面白い話が満載です。本文楽しんでください!
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。