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たんぱく質制限は健康寿命の延伸につながる

アンチ・エイジング医学 Vol.13 No.2, 83-86, 2017

たんぱく質の摂取不足は,特に高齢者ではサルコペニア,フレイルのリスク上昇,また死亡率の増加にも関係している。そのため,日本人の食糧摂取基準2015年版では,たんぱく質の摂取推奨量に加え,目標量(エネルギー比で13~20%)が新たに盛り込まれた。
一方,たんぱく質の摂りすぎも健康にはよくない場合がある可能性がある。Morganらは,6,381人を18年追跡した研究において,たんぱく質摂取を高たんぱく質摂取群(エネルギー比>20%),中たんぱく質摂取群(エネルギー比10~19%),低たんぱく質摂取群(エネルギー比<10%)の3群について,死亡率,癌死,糖尿病関連死などを解析した結果を報告した。その報告によると,50~65歳では,高たんぱく質の摂取は低たんぱく質摂取に比べ,死亡率(75%上昇),癌死(4倍上昇),糖尿病関連死が増加していた。

「カロリー制限」の立場から/新村健
・「たんぱく質制限」の立場から/古家大祐 ほか

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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抄録