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特集 サプリメント・フードファクターupdate

皮膚老化とサプリメント・フードファクター

山田秀和

アンチ・エイジング医学 Vol.8 No.2, 25-30, 2012

「はじめに」 見た目のアンチエイジングでは皮膚, 容貌, 体型の3種類に分けて考えている. 当然, 内的老化が強く影響しているが, 同時に紫外線などの外的因子も大きい. ここでは, 皮膚癌, シワ, 糖化, コラーゲンに関するサプリメント, フードファクターを文献的に検討した. ややもすると, サプリメントのエビデンスが十分ないのに有効そうに思えて, 一人歩きする傾向のある領域である. 美容関係では安易なものもみられるが, 長期摂取が原則なことからみて, 安全性においても有用性においても注意が必要である. 作用機序からヒト対象比較試験まで行ったものを世に出す必要がある. さらに, 長期の安全有用性についても理解しておきたい. 「皮膚領域における疾病構造の変化, 現況など」 皮膚老化については皮膚粗鬆症という概念が理解しやすい. 皮膚粗鬆症は内的老化と外的老化を考え1), 皮膚老化に伴う表皮, 真皮, 皮下脂肪までを一括して現象面(くすみ, シミ, 赤ら顔, 紫斑, シワ, たるみなど)としてとらえ, 見た目の老化の全体像を見据えた概念である.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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