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編集長 坪田一男の「百寿者に訊け!長寿のヒケツ」

洋服もキモチもいつも明るく!

坪田一男

アンチ・エイジング医学 Vol.7 No.3, 10-13, 2011

後藤はつのさんは,日野原重明先生に紹介していただき,お目にかかることになった。73歳から始められた絵では個展も開催され,100歳を超えて2回も海外旅行に行かれたという。日野原先生から見せていただいたお写真では,赤い洋服を着ておられ,笑顔が印象的だった。早速,編集部より連絡をとり,東京で息子さんと暮らすお宅にお邪魔させていただいた。耳が遠いはつのさんと一緒に,息子さんと,身のまわりのお手伝いをしているご夫婦と一緒にインタビューを行った。

後藤はつのさん 107歳
(1903年9月1日生まれ)

長寿のヒケツ①元気な色の服を着る!目立って気持ちも明るく!

坪田 今日は日野原先生のご紹介でお邪魔しました。107歳とうかがいましたが,本当にお元気そうですね。そのヒケツをうかがうために来ました。
後藤 それは知らないわ。
坪田 では,息子さんにうかがいます。息子さんから見て,いかがでしょうか?
息子 母の両親と,さらにその上の両親が長生き。当時で90歳ぐらいまで生きられたと聞いています。
坪田 それは長生きですね。では,遺伝子が優れているっていうことも考えられますね。お部屋にたくさん海外でのお写真がありますけれど,旅行はお好きですか?
後藤 100歳になって絵を描かなくなってから,旅行をするようになりました。夫がロンドンへ行っていたからロンドンへ行こうとか,アメリカへ行こうとか言って,100歳を過ぎてから2回アメリカへ行きました。

坪田 はつのさん,写真で拝見すると,赤やピンクなどの綺麗な色のお洋服がお好きなようですね。
後藤 電車のホームで,股関節を骨折しました。ぶつかって,3間(5.4m)ぐらい飛んで,お医者さんに言われたんです。
息子 お医者さんに,「元気な色の服を着ていれば,健康な人が来たと思って避けてくれるから,元気な色の服を着るとよいのでは」といわれたそうなんですよ。それから赤いものを着ようということで,最初はベストを着ていました。
坪田 そういうお話があるんですね。でも,確かに赤い服を着ていたほうがぱっと目立ちますし,元気に見えますね。なるほど!

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