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特集 アトピーとリンフォーマの接点

1 アトピーとリンフォーマの接点:オーバービュー

菅谷誠

皮膚アレルギーフロンティア Vol.16 No.2, 7-10, 2018

以前のアトピー性皮膚炎(AD)は,大人になると自然に軽快するものであったが,最近は中年以降もADの症状が続く症例がある.そのような場合,必ず鑑別しなければならないのが菌状息肉症に代表されるリンフォーマである.皮膚のリンフォーマは悪性腫瘍の範疇にありながら,多くは進行が緩徐であり,発症機序において炎症性疾患と共通する部分も存在する.ADと皮膚リンフォーマの病態について正しく理解するとともに,臨床における鑑別点,判断に迷った場合の治療方針などを身に付けておくことは,両疾患に対して多様な治療選択肢が可能になった今日において重要である.
「KEY WORDS」フィラグリン,抗菌ペプチド,TARC,ペリオスチン,IL-31,抗体製剤,腫瘍微小環境

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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