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写真で学ぶアレルギー

これがシュニッツラー症候群だ!

大久保ゆかり末次香織

皮膚アレルギーフロンティア Vol.14 No.2, 54, 2016

Point!「シュニッツラー症候群は,かゆみのない慢性蕁麻疹,単クローン性IgM血症を主徴候とする原因不明の症候群である.自己炎症性疾患のひとつと考えられている.」
「1.概要」シュニッツラー症候群(Schnitzler’s syndrome)は,1974年にSchnitzlerらにより提唱された疾患1)で,慢性の非瘙痒性蕁麻疹を認め,主にIgM-κ型の単クローン性を呈する症候群でまれな疾患である.その診断基準は,Major項目:①(慢性)蕁麻疹様紅斑,②単クローン性IgM血症およびMinor項目:①間歇的発熱,②関節痛または関節炎,③リンパ節腫脹,④肝腫大または脾腫,⑤赤沈亢進または白血球増多,⑥骨異常,のうち,Major 2項目とMinor 2項目以上の組み合わせを満たした場合,ほかの原因を除外したうえで診断できる2).通常は予後良好な疾患と考えられている.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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