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特集にあたって メタボリックシンドロームとアレルギー

皮膚アレルギーフロンティア Vol.13 No.1, 5, 2015

近年,肥満は慢性の軽度炎症として捉えられるようになった.このため,肥満から始まるメタボリックシンドロームは,代謝内分泌系や心血管系のみならず自己免疫疾患,アレルギーの背景因子となり得る.本特集は,肥満が関与する免疫・炎症性の病態につき,必ずしもアレルギーに限定せず,企画者の独断のもとに最新の話題を集めたつもりである.昨年(平成26年),われわれ高知大学は日本乾癬学会学術大会を開催させていただいた.その折,特別講演をご依頼した松澤佑次住友病院長は,メタボリックシンドロームの概念の提唱者であり,企画者の恩師のひとりでもある.松澤院長のご指導のもと,乾癬患者のアディポネクチンを測定した結果により,企画者は乾癬が「メタボリックスキンシンドローム」であることを「世界に先駆けて」提唱した(即座に論文化しなかったため,実は提唱したのみ,である).

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

抄録