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BOOK REVIEW

語り継ぎたい皮膚科(と宮地先生)の魅力が満載

山本明美

皮膚アレルギーフロンティア Vol.12 No.3, 53, 2014

本書はまず,医学生や研修医への皮膚科入局勧誘業務に役立つ.群馬大学で宮地先生の授業を受けた安部正敏先生の文章によれば,宮地先生が6年生の最後の授業で皮膚科の魅力を語られると「誰からともなく自然に割れんばかりの拍手が起こった」という.いまだそのような反応をもらっていない筆者は,まず宮地先生が語られた皮膚科の魅力をそのまま拝借することを決めた.宮地先生はいつも朗らかである.お会いして一言二言お話しするだけで元気を分けていただける.そして本書にはそういった元気が出る言葉が豊富に散りばめられている.褥瘡医療で有名な真田弘美先生は「僕たちは〇〇」と言われてご一緒に多くの困難を乗り越え,褥瘡治療ガイドラインの策定にこぎつけられたそうだ.周囲の人をやる気にさせる宮地流が満載の一冊である.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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