<< 一覧に戻る

Orthopractice―私の治療法 高疾患活動性のRA初診例に対する治療

コメント

竹内勤

Arthritis―運動器疾患と炎症― Vol.11 No.2, 30, 2013

 抗リウマチ薬を初めて使用する早期関節リウマチ(RA)の治療戦略は,RAの予後を決定づけるきわめて重要な臨床的課題であり,早期診断・早期治療の要といっても過言ではない.第一選択薬として2011年2月以降使用が可能となったメトトレキサート(MTX)はもちろんのこと,2012年7月には,MTXに加えてTNF阻害薬を同時に開始することも可能となった.

今回のディベートでは,MTXを使用したことのないMTXナイーブRA症例を想定し,これに対してMTX単独治療でスタートする方法を天野先生に,また,MTXと同時にTNF阻害薬を同時に開始する方法を齋藤先生らにお願いし,おのおののメリットに関してエビデンスを挙げて議論していただいた.結論は,読者の方々の受け止め方によって多少異なると考えられるが,この2つの治療戦略が適している個々の症例を見極めることが一番重要に思われた.どちらの治療法がより優れているかという議論よりも,個別化をどのように展開していくかが大切であり,そのエビデンス構築が求められる.

慶應義塾大学医学部リウマチ内科教授
竹内 勤 Takeuchi Tsutomu

記事本文はM-Review会員のみお読みいただけます。

メールアドレス

パスワード

M-Review会員にご登録いただくと、会員限定コンテンツの閲覧やメールマガジンなど様々な情報サービスをご利用いただけます。

新規会員登録

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

一覧に戻る