<< 一覧に戻る

Arthritis Topics

ライデン紀行 第3回 Leiden University Medical Centerで学んだこと(4)

大村浩一郎

Arthritis―運動器疾患と炎症― Vol.9 No.3, 58, 2011

 modified Total Sharp Score(mTSS)またはSharp/van der Heijde score(SHS)は,関節破壊の進行を評価するうえで最も頻用されている関節リウマチのX線評価法である.関節破壊「進行」と断ったのは,mTSSはあるポイントでの関節破壊程度評価に用いることも可能であるが,基本的にはある期間における進行(場合により改善)を2つ以上の時点でのX線画像を比較しつつ評価することが重要であるからである.たとえば,ある介入試験を行った0週と52週で評価した場合,関節裂隙狭小化(joint space narrowing;JSN)score 0→1はJSN 2→3と同じ意味合いなのである.なお,手指PIP関節などは評価が難しいため保守的にとる傾向にあり,明らかな狭小化ととる場合は2点以上,そうでない場合は0点ととり,極力1点を避ける傾向にある.

 mTSSを付けていく際の所見の記載法であるが,van der Heijde教授らは図1のようなシートを用いてスコアを付けている.

記事本文はM-Review会員のみお読みいただけます。

メールアドレス

パスワード

M-Review会員にご登録いただくと、会員限定コンテンツの閲覧やメールマガジンなど様々な情報サービスをご利用いただけます。

新規会員登録

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

一覧に戻る