Background
生物学的製剤の登場により「関節リウマチ(rheumatoid arthritis;RA)は治る時代」へとパラダイムシフトしてきた.早期診断,治療効果の適切な評価により,完全寛解に到達するアプローチが可能となる.指標として,ACR,DAS28,CDAI,SDAI,HR-QoLが挙げられる.画像診断には従来の単純X線写真,MRI画像,関節エコー画像などが汎用されており,骨破壊の程度,滑膜炎や骨髄病変,さらには滑膜肥厚や関節内血流シグナルを検出できる重要なツールとなっている.本企画においては,日常のRA診療において,何を明らかにするために,どのように画像診断を活用しているのかについて,リウマチ専門医を対象として調査することを目的とした.
全文記事
RAVIGATOR:シリーズ 臨床医へのRA治療関連アンケート
第11回 画像診断はどうしていますか?
掲載誌
Arthritis―運動器疾患と炎症―
Vol.9 No.1 65-72,
2011
著者名
住田孝之
記事体裁
連載
/
アンケート
/
全文記事
疾患領域
膠原病・リウマチ性疾患疫
/
骨・関節
診療科目
整形外科
/
リウマチ科
/
放射線科
媒体
Arthritis―運動器疾患と炎症―
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。