海外文献紹介
血栓領域:CD142+/CD61+,CD146+,CD45+のマイクロパーティクルはナッツを用いた地中海ダイエット療法中の心血管イベント発症ハイリスク患者を予測する
掲載誌
Angiology Frontier
Vol.15 No.3 66-68,
2016
著者名
清水 導臣
/
二木 麻衣子
/
野村 昌作
記事体裁
抄録
疾患領域
循環器
診療科目
循環器内科
媒体
Angiology Frontier
循環中のマイクロパーティクル(cMPs)は,活性化された細胞から生成されるリン脂質を豊富に含んだ膜小胞体であり,アテローム性血栓症の進展に大きく関わっている。
本研究では,cMPsが地中海ダイエット療法中における心血管イベント(cardiovascular event;CVE)発症の手掛かりとなるかどうかについて検討を行った。対象としては,地中海ダイエット療法中5年フォローアップの臨床研究PREDIMED(Prevención con Dieta Mediterránea)の患者50例であり,CVEの発症の有無によって2群に分けた検討を行った。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。