研究施設紹介
東京慈恵会医科大学腎臓・高血圧内科
Nephrology Frontier Vol.15 No.4, 82-85, 2016
当科は1958年に上田 泰教授が本学において創設された第四内科がその起源となります.上田先生は1959年に大島研三先生らと日本腎臓学会を創設されました.その後,第二内科となり宮原 正教授,酒井 紀教授と継がれ,第四代 細谷龍男教授となり臓器別内科に改組されました.2013年より第五代 横尾 隆教授が就任し,現在の腎臓・高血圧内科となりました.その間,全国に先駆けて経皮的腎生検術,腹膜透析,さらにはIgA腎症の疾患概念の国内導入など,常に日本の腎臓病学を牽引する立場にありました.開局以来50余年を迎える伝統ある教室であり,日本内科学会会長や日本腎臓学会会長4名を輩出しています.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。