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海外情報

カナダにあるフランス!? McGill University, Montreal. Canada

藤田諒

再生医療 Vol.19 No.1, 58-60, 2020

非常に広大な土地を誇るカナダには10の州と3つの準州があり,私が所属するMcGill(マギル)大学はケベック州のモントリオールにあります。ケベック州はその中で唯一フランス語が第一言語とされている州であり,そしてカナダ第二の都市でもあるモントリオールはパリに次ぐフランス語圏として知られています。そのため,街中の至る所でフランス語が目に付き,公共交通機関のアナウンスはもちろんフランス語,お店に入れば挨拶はもちろん「Bonjour! Hi!」です(Hi! Bonjour!の順での挨拶はご法度です)。でもご安心ください。モントリオールに住む多くの人はフランス語と英語のバイリンガルで,Hiと返事を返せば,すぐに英語に切り替えて話してくれます。またこの街は現在もフランス文化の影響を色濃く残したヨーロッパ調の石畳の街並みや歴史的建造物があるため,旧市街を歩けばまるでヨーロッパにいるような気分に。一方でダウンタウンには近代的な建物が多く並び,モントリオールはまさに過去と現在を融合したような北米のなかでも独特な雰囲気と魅力をもつ街となっています。
また世界的に有名なジャズフェスティバルやモントリオール映画祭,さらにはシルク・ドゥ・ソレイユの本拠地にもなっており芸術も盛んです。夏には毎日のように街の至る所でフェスティバルが行われ,人々はモントリオールの短い夏を野外で全力で楽しみます。街の中心部に盛りあがる丘,モン・ロワイヤル公園には夏になるとBBQや日光浴を楽しむ人々が集まり市民の憩いの場となっており,私も妻や友人たちとピクニックによく出掛けています(写真1)。さらにモントリオールから車や電車で1時間も走るとカナダの大自然をみることができ,秋にはカナダの国旗にも描かれるメープル(カエデ)の紅葉を楽しむことができます。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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