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海外情報

中国におけるバイオマテリアル研究/再生医療研究の昨今~長春滞在記より~

赤池敏宏

再生医療 Vol.12 No.1, 68-71, 2013

「中国科学院・長春応用化学研究所滞在記」筆者(赤池)は2012年度より3年間の予定で中国政府千人(外国人著名教授招聘)計画プログラムに基づき中国科学院長春応用化学研究所に客員教授として2ヵ月間滞在しバイオマテリアル研究を指導することになりました. 本年度すでに7月末~8月末の1ヵ月, 10月下旬~11月上旬の2週間をそれぞれ快適な夏, 秋として過ごし, 年度内にあと2週間程度の長春滞在日程をこなす予定であります. まず, 最初に中国科学院・長春応用化学研究所について簡単に説明することにいたします. “私がなぜ長期滞在型の客員教授としてここに居ることになったのか?”という御質問に答えることにもなりますから. 中国科学院・長春応用化学研究所の歴史は新中国発足時にさかのぼります. わが国は軍国主義台頭の流れの中にあって, 1931年9月18日の柳条湖事件をきっかけに中国東北地方に満州国(中国側からは偽満州国といわれています)を作り上げ, この地長春を首都(新京)としました(その残映ともいうべき巨大で威丈高な建物は市内中心部のいたるところにあります).

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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