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スペシャリストに聞く

COVID-19のワクチンについてー一般臨床医の疑問に答える①

河岡義裕

インフルエンザ Vol.22 No.4, 51-54, 2021

「自粛疲れ」による感染予防の緩みを突くかたちで,デルタ株による新型コロナウイルス感染症の第5波が襲来した.幸いにも,高齢者のワクチン接種が進んだことで重症例・死亡例は減少傾向にあるが,新規陽性者の急増を放置すれば医療逼迫をもたらしかねない.感染収束には,今やワクチンが唯一の頼みの綱という状況だが,一方で,世界初の遺伝子ワクチンに不安があるのも事実である.ワクチン開発の専門家で本誌編集委員でもある河岡義裕先生に,2回にわたってワクチンに関するさまざまな疑問にご回答いただく.(聞き手:編集部)

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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