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座談会

新型コロナの変異ウイルス

鈴木忠樹古瀬祐気河岡義裕

インフルエンザ Vol.22 No.4, 7-12, 2021

河岡(司会) COVID-19の流行も1年半を越え,注目すべき変異株がいくつも登場してきました.本日はSARS-CoV-2の変異株をめぐる諸問題について,国立感染症研究所の鈴木忠樹先生,京都大学の古瀬祐気先生と話し合ってみたいと思います.
鈴木先生は感染病理,古瀬先生はモデリングがご専門ですが,両先生とも本来の専門分野だけでなく,ウェット系やワクチンなど,オールマイティに研究をされています.
はじめに,よく言われる「基本再生産数」「実効再生産数」という概念についてお伺いしたいのですが,そもそも基本再生産数などがわかるものなのでしょうか.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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